参考:災害対策!もしものときにスマホでできること

災害時に誰でも使える無料Wi-Fi『00000JAPAN』の使い方や注意点

もしもの災害に備えよう!やっておきたいスマホの設定と、おすすめ防災アプリ

ライフライン4.通信

今回のライフラインは、通信。災害時は、情報が命!そんな言い聞かせもありますね
通信技術がない、、、と思った方もいるかもしれませんが、インターネットというものは小分けにされて、いろいろな地点から発信されているため、意外と生きています。
しかし、電波が入りにくいなど様々なイレギュラーがあります。そんな時に焦らず、どう手元のスマートフォンを活用していくべきかを今回はまとめていこうと思います。
通信という概念なため、少し工作からは離れますが、少しの工夫でライフラインを食つなぐといった点では、これまでの3つと何も変わりません。
そのため、今回はみなさんのお手元にあるスマートフォンでできることをまとめてみました。
これが一番活用しやすそうですね。ぜひ一度アクセス・下調べをしてみてください。

連絡手段と安否確認

連絡手段

災害時の連絡手段としては、主に普段通りのLINEやSNS、電話を使うことが多いでしょう。
しかしながら、「電波が悪い」や「相手が連絡を確認するまでのタイムラグ」、「充電」などなど様々な障壁が存在するでしょう。
そんな時のためのサービスがいくつか存在します。
一つ目は、災害用伝言ダイヤル「171」です。 このサービスは、インターネット回線に繋がらない際にも自身の声で、伝言を残すことができることが可能であるサービスです。
同じ番号にかけ、相手の電話番号を入力することで、伝言を聞くことも可能です。
声が聴けるというのは、それだけで安心感が増しますし、電話はお互いのタイミングが合わないとできないものなので、すばらしいサービスですね。
二つ目は、災害用伝言掲示板です。
このサイトは、先ほどの災害用伝言ダイヤル「171」の掲示板バージョンのようなものです。文字として残せるため、伝え間違えや周囲の音などによる伝えそびれをさけることができるため、時間や体力、充電などがあるのなら両方に伝言を残しておくのが最良といえるでしょう。
三つめは、公衆電話です。 公衆電話は、携帯電話より少しですが、繋がりやすくなっていたり、充電を消費しないため、携帯電話の充電がないというときでも連絡手段として使えます。
そのため、家族などの必要な番号は覚えておくようにしましょう。

安否確認

災害が起こった際には、自分自身の身の安全も大切ですが、それ以外にも恋人や家族、友人などの安否もやはり気になってしまいますよね。
特に幼い子供やご高齢の方だと助けに行くか行かないかなど様々な問題にも繋がります。
そんな時に携帯電話を使って、安否確認を行うことができれば、かなり安心ですよね。そんな時に役に立つサービスを紹介していきたいと思います。
一つ目は、Googleパーソンファインダーです。
電話番号や名前などのプロフィールを設定して、登録しておくと自分の安否をこのサイトを通じて、知ってもらうことができます。
また、登録型なので自身の携帯電話が使用できない状態にあっても他の誰かに借りれば、登録することができるので、避難所などだと自身の携帯がない場合でも安否を知ってもらうことができるかもしれません。
二つ目は、LINEです。 LINEは普段使いしている方が多いので、台風などの際の安否確認機能を目にしたことがある方が多いのではないでしょうか。
「ホーム」から安否の登録ができます。ちょうどこのサイトの制作時期が9月1日(防災の日)に近かったため、体験で利用することもできました。
また、相手がLINEを利用できる状況下であることもわかるため、そのままLINEで連絡を取ることもできるため、知っておくとかなりおすすめです。
LINEを普段使いしている方は登録は必要なく、機能さえ知っていればいざという時に利用できるシステムです。

情報収集

災害時の情報収集におすすめのアプリ

X(twitter)

一つ目は、X(twitter)です。
「地震が来たらtwitter開く」というような声が実際多くネット上にあるように、同じ状況下にいる人たちの最新の声を聞くことができます。
今どういう状況で、他の人たちはどのように対応しているのかなど一人でいるときでも少しだけ安心感のある形で情報を得ることができます。
また、利用者の多いSNSですので、タイムライン機能から友人・知人の安否を確認したり、近場にいる友人・知人などと合流したり、助けを求めたりなどと様々な用途での使い道もあります。
そのため、X(twitter)は、災害時の情報収集用のアプリとしてもおすすめできます。

X(twitter)はこちらから

みたチョ

二つ目は、みたチョです。
このアプリでは、最新のAR技術を利用し、近くの避難所へと案内してくれるアプリです。
このアプリは、インターネット環境下になくても機能するため、電波の繋がらない状況でもこのアプリを前もってい入れておけば、近くの避難所までは何とかたどり着けるでしょう。
また、カメラ機能とも連動しているため、地図を読むのが苦手といった方や地図をまだ読めないお子さんの携帯などに入れていてもしっかりと避難所まで案内してくれますので、安心ですね。
そのため、みたチョがあれば、災害時に近くの避難所まで行くことが簡単になるので、ダウンロードだけでもしておくと安心ですね。

みたチョはこちらから

特務機関NERV防災

三つ目は、特務機関NERV防災です。
このアプリは、気象業務支援センターと接続した専用線からダイレクトに「地震・津波・噴火・特別警報の速報や、土砂災害・洪水害・浸水害」の危険度通知などの通知を受け取ることのできるサービスです。
気象業務支援センターと接続した専用線を使用しているため、情報がいち早く届くのが魅力です。
危険な地域に知らず知らず向かってしまわないように、オンタイムの情報をキャッチしながら避難できるという点でとてもおすすめです。
そのため、特務機関NERV防災は、避難時の情報収集アプリとして、とても優秀です。

特務機関NERV防災はこちらから

ラジコ

四つ目は、ラジコです。
このアプリは、インターネット上で、ラジオが聴けるといったものになっています。
災害時の情報収集といえば、ラジオですが、現在ラジオを持っている人はおろか、災害時に持っていこうとしている人は、ほとんどいません。
そんな中で役に立つのが、このラジコです。
このアプリがあれば、重いラジオを持ち運ぶことも用意することもしなくてよいので、とてもハードルが下がります。
そのため、ラジコは、避難時の時のためにも入れておいて損はないでしょう。

ラジコはこちらから

インターネット接続を良くする方法

方法その1

あまり知られていない方法なのですが、災害時や大規模な通信障害が起こった際には、フリーWi-Fiが解放されます。
00000JAPAN「ファイブゼロ ジャパン」というサービスがあり、Wi-Fiの接続画面に打ち込むとパスワードなしで、「00000JAPAN」というWi-Fiに接続することができます。
この方法を使うことで、インターネットに接続することができるので、上記のアプリやサイトへのアクセス・安否確認・連絡などをすることができます。
また、このサービスを利用することで、機内モードでSNSを使うことができるため、バッテリーの消費を抑えながら連絡や情報収集もできます。
00000JAPAN、0が5つにJAPANという覚えやすいものになっていますので、ぜひ「ファイブゼロ ジャパン」で頭の片隅にでも記憶しておいてください。

方法その2

こちらの方法は、日頃利用したことがある方もいるかもしれませんが、駅やコンビニのフリーWi-Fiを利用するといったものです。
こちらの方法は、駅やコンビニへの移動が必要なため、近くにいる場合や行く用事がある場合には、良い方法ですが、あまり周辺に居座り続けるのは、避難の方法として得策ではないため、方法その1の方が若干おすすめです。
しかし、これを知っておくと避難場所や目的地までWi-Fiが解放されているコンビニや駅を経由しながら向かうことで、バッテリーの節約や地図の最適化などに役立つため、知っておいて損はありません。

最後に

今回様々な情報をお伝えしてきましたが、この章のものは基本的に知っているだけで大きく役に立つものになっていると思います。
遅くても被災した後から何とかやってみることができるといったものばかりなので、読み流すだけでも十分な防災対策だと思います。
また、様々な方向から避難に向けたアプローチをするものでもあるので、知っていれば知っているだけ被災者として取れる行動の選択肢が増えます。
そのため、ぜひご自身でも一度調べてみたり、これらのアプリやサービスのサイトにアクセスしてみたりしてください。

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