編集後記(振り返り)
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
このWebサイト制作を通じて、僕自身もかなり災害時の準備、心構えなどが身に付きました。
そのため、今回学んだそれらのことを記録として、まとめましたので、このWebサイトの総復習を兼ねて、興味のある方は読んでみてください。
このWebサイト制作を経て、「学んだ災害や防災について」の振り返りと「Webサイト制作について」の振り返りを行っています。
防災・災害に関する振り返り
今回のこのサイト制作に取り掛かるまで、自分はこれと言って防災というものを意識していませんでした。
「南海トラフ」や「首都直下型地震」というワードを不安に思っている一方で、心の中で「どうせ起こらないだろう」と思っているからこそこれといった対策は取っていませんでした。
しかしながら、今回のこのWebサイト制作をきっかけに様々な情報を収集していくにつれ、「知っている」というだけでいざというときに、役に立つものも多くありました。
そもそも通勤・通学、予定等々があり、準備万端で災害を迎えられるという人の方が少ないだろう。
そのため、こういった「調べる機会」と「調べた知識」というものは、道具以上に防災の役に立つ対策なのではないかとも考えるようになった。
「防災の日」や3月11日など防災というものに向き合う日は1年の中でも何度か訪れます。
そういったときに、ただ恐怖をあおるような情報を発信したり、ただ不安になるだけでなく、「調べる」ということが大切なのだなと感じた。
そのため、今回のWebサイト制作を通して、「知っている」ということが一番の対策になるのではないかと考えました。
今回得たそんな考えを無駄にしないように、「南海トラフ」や「首都直下型地震」、「災害」、「震災」などの言葉を聞くたびに、どのようなことが自分にもできて、どのようにして生きていくのかを予め「知っておける」ようにしていきたいと思いました。
Webサイト制作に関する振り返り
今までも何度か1からのWebサイト制作は行ったことがあるが、今回は、内容やアイデア、デザインなど今まででもっとも長期的で、より深い制作となった。
そのため、制作にあたり様々な技術の取得や学びがあった。
まずは、デザインについてだ。
フリーイラストや画像をしようしないというものだったため、初めは無地で無機質なものになってしまっていた。
しかし、今までの学習を振り返っていく中で、「イラストは自分で書いたり、Affinity Designerなどをつかって作ればいいのではないか」や「ヘッダー画像がないのならPowerPointなどを用いて、自分でヘッダー画像を作ってしまえば、いいのではないか」というような様々な工夫やアイデアが徐々に生まれていき、今まで自分の中になかった選択肢が新たに増えたかのような学びやひらめきを得た。
また、そういった工夫を凝らしていくうちに、ここもこうしようなどと工夫やアイデアが連鎖していき、デザイン性としては、当初よりかなり良いものとなり、満足している。
工夫の連鎖という意味では、まだやったことがないようなシステムでもデザイン性が先行して、1から学んで取り入れようとしてみたりなどをしたおかげで、技術面の成長へも連鎖し、繋がっていった。
そして、技術面の成長は、そういった発展的な内容のものだけではなく、何度もエラーや不具合、上手くいかないという状況を経験し、改善していくことで、基礎的な面での間違いやより簡潔でまとまりのある書き方など基礎力そのものの成長も大きく感じられた。
しかし、自作イラストの中でも没になってしまったものや使えなかったものが多くあったため、イラストや画像というものを自ら作ることのできる技術や選択肢はこれからも引き続き増やしていきたいと思った。
そのため、大きな成長と基礎の安定性を得た上で、「自分が今後何をしていけばいいのか」や「自分に足りないものは何か」という発展的な場所へ足を踏み入れる第一歩になったような経験であった。